管理番号:10045020210094
府省:厚生労働省
提供状況
2021-12-20 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
藤森 麻衣子 岡村 優子 大久 敬子 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
国立がん研究センターがん対策研究所 サバイバーシップ研究部 支持・緩和・心のケア研究室 室長 国立がん研究センターがん対策研究所 支持・サバイバーシップTR研究部 支持・緩和・心のケア研究室 研究員 国立がん研究センターがん対策研究所 支持・サバイバーシップTR研究部 支持・緩和・心のケア研究室 任意研修生 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
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調査票情報の利用目的 | 「令和3年度厚生労働科学研究費補助金がん詮索研究事業 がん患者の自殺予防プログラムの開発に向けた研究」の一環として、国民生活基礎調査を利用し、がん患者およびその介護者の実態及び動向を正確に把握するための基礎資料を得る。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
藤森 麻衣子 岡村 優子 大久 敬子 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 国民生活基礎調査を用いたがん患者と介護者に関する大規模観察研究 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 国民生活基礎調査(2013、2016、2019年)参加者675,770名のうち、がんを有すると回答した者は7,530名であった。がん患者における精神的苦痛を有する者を同定するために、K6への未回答者、欠損値のある者を除いた7,012名で解析が行われ、K6のカットオフ値13点以上を示した者が6.7%、10点以上を示した者が14.0%であることが示唆され、がんを有している者は、がんをいない者(13点以上5.5%、10点以上11.4%)よりも精神的苦痛を有する割合が高いことが示唆された。関連要因を検討した結果、60歳未満である者、雇用状況にある者、自覚的体調が悪い者、ストレスを有する者、睡眠状況が良くない者が精神的苦痛を有するリスクが高いことが示唆された。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 国民生活基礎調査 (年次) 平成19年~令和元年(大規模年のみ) (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報)健康票のK6、年齢、性別、学歴、婚姻状況、就業状況、飲酒状況、喫煙状況、自覚的体調、ストレス、睡眠状況 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 精神的苦痛の有症率を明らかにするために、カットオフ値以上を示す者の割合を算出する。また、精神的苦痛に関連する要因を明らかにするために、上記調査票情報を用いてロジスティック回帰分析を行う。具体的には、K6カットオフ値13点以上と12点以下を被説明変数とし、年齢、性別、学歴、婚姻状況、就業状況、飲酒状況、喫煙状況、自覚的体調、ストレス、睡眠状況を説明変数とするモデルを分析モデルとして設定する。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
(執筆中・仮題)Nationwide Trends in Psychological Distress: A Cross-Sectional Analysis of Mental Well-Being and Demographic Factors in Japan ) |