管理番号:10045020220092
府省:厚生労働省
提供状況
2023-03-06 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
村木 功 山岸 良匡 木原 朋未 山海 知子 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学・助教 筑波大学医学医療系社会健康医学 教授 筑波大学医学医療系社会健康医学 助教 筑波大学医学医療系保健医療学域 教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
人口動態調査 |
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調査票情報の利用目的 | 厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)「生涯にわたる循環器疾患の個人リスクおよび集団のリスク評価ツールの開発及び臨床応用のための研究」の分担研究の一環として、茨城県筑西市及び神栖市において、地域住民の健診所見や生活習慣等が死因別死亡並びに生活習慣病発症に及ぼす影響を分析し、健康維持・増進に役立てるための基礎資料を得る。 また、本研究の対象地域において、生活習慣病対策の評価として、より鋭敏な指標である脳卒中・虚血性心疾患の発症を把握しているが、人口動態調査死亡票からの当該地域における脳卒中・虚血性心疾患の死亡例の情報を活用し、既に行われている脳卒中・虚血性心疾患発症調査では把握出来ない情報を得ることで、当該地域における平成15年以降の発症調査の精度管理を行う。 |
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備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
村木 功 山岸 良匡 木原 朋未 山海 知子 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
人口動態調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 生涯にわたる循環器疾患の個人リスクおよび集団のリスク評価ツールの開発及び臨床応用のための研究 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 茨城県の2つの地域(筑西市及び神栖市)において、コホート研究を行うための追跡体制の整備を進めた。人口動態統計の目的外申請を行い、令和3年末までの死因情報を得た。筑西市における2006~2021年の健診受診者29182人および神栖市における2014~2019年の健診受診者16762人を追跡し、循環器疾患の死亡数を算出した。筑西市の健診受診者における期間内の循環器疾患死亡者数は62人(脳卒中23人、虚血性心疾患18人、その他の循環器疾患21人)であった。神栖市の健診受診者における期間内の循環器疾患死亡者が11人であった。筑西市の健診受診者においては、循環器疾患死亡毎に見た健診所見及び生活習慣別、地区別の死亡者数及び死亡率の集計を行った。また、当該地域の一部において実施している脳卒中及び虚血性心疾患の発症登録情報について、その精度管理指標として、%DCN(全登録症例のうち、死亡票及び死亡個票のみにより把握された脳卒中・虚血性心疾患症例の割合)を算出した。平成23年~29年の7年間で14例のDCNが認められた。この地域の脳卒中・虚血性心疾患の発症数は7年間で414例であり、%DCNは3%程度と推定された。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 人口動態調査 (年次) 昭和56年~令和3年 (地域) 茨城県筑西市(旧下館市、真壁郡関城町、明野町、協和町を含む)及び茨城県神栖市 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 令和4年度「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)特別報告書作成等業務」において、「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)」の各回のデータを結合し、パネルデータ分析やクロス集計分析等の統計的研究を行う。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
生涯にわたる循環器疾患の個人リスクおよび集団のリスク評価ツールの開発及び臨床応用のための研究 2022年度分担報告書 |