管理番号:10055020252003
府省:経済産業省
提供状況
2025-06-03 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
鎌田直矢 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
小樽商科大学商学部、講師 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
経済センサス-活動調査 商業統計調査 経済産業省企業活動基本調査 |
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調査票情報の利用目的 | 本申請課題の問いは、「チェーン型小売企業の収益性に及ぼす在庫リーンネス(inventory leanness) の効果は、いかなる ICT 活用により強化されるのか」である。在庫リーンネスとは、在庫投資を 売上高に変換する効率性を表す概念である。既存研究によれば、在庫リーンネスを高めることは、 小売企業の企業業績に正の効果を持つこと、および、その効果は ICT 活用により正に調整される ことが明らかとなっている。しかし、いかなる ICT 活用により、その効果が強められるのかは未 だ明らかではない。加えて、ICT 活用は、日本の小売業における生産性の低さを向上させるカギ と位置付けられ、その活用が模索されている。したがって、小売企業の企業業績に及ぼす在庫リー ンネスの効果は、いかなる ICT 活用により強化されるのかを明らかにすることは、学術的にも実 務的にも重要である。本申請課題は、チェーン型小売企業の在庫リーンネスと企業業績の関係に 及ぼす ICT 活用の調整効果について仮説を構築し、その妥当性を公的統計の二次利用データを用 いた大規模パネルデータで実証する。 | |
備考 |