管理番号:20017020230001
府省:こども家庭庁
提供状況
2023-12-15 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
石田 成則 八重島 崇宏 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
関西大学政策創造学部 教授 関西大学ガバナンス研究科 博士後期課程 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
こども・若者の意識と生活に関する調査 |
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調査票情報の利用目的 | 「社会的孤立」に焦点を当てた学術研究を目的としている。「ひきこもり」や「孤独死」の増加が問題視されており、「8050問題」から「9060問題」へと発展する懸念がある。本研究では、調査票情報を活用し、孤独感やひきこもり状態、自己認識などの要因を分析することで、高齢者だけでなく若年層も含めた幅広い年齢層を対象とし地方部と都市部の比較を通じて社会的孤立の多面的な側面を明らかにする。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
石田 成則 八重島 崇宏 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
こども・若者の意識と生活に関する調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 社会的孤立とひきこもり問題 ー都市と地方の比較分析ー |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 15~39歳の群に対して、ひきこもりの有無を基準とした、分散分析を行なった結果、統計的に有意に差が見られた項目は、孤独感、幸福感、家族・親族との会話、困ったときに助けてくれる人がいる場所の数、安心できる居場所の数、相談できる人がいる場所の数、支援施設の認知度、支援施設の利用経験であった。さらには、ひきこもりとなった最大の原因別の分散分析の結果、幸福感(F=3.114、p<0.05)および、安心できる場所の数(F=3.906、p<0.05)のみ統計的に有意な差が認められた。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) こども・若者の意識と生活に関する調査 (年次) 令和4年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) - |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 分散分析 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
日本地方自治研究学会 第41回研究大会 2024-09-28 |
成果等
社会的孤立とひきこもり問題 ー都市と地方の比較分析ー | 別添_公表資料.pdf(3.7 MB) |