管理番号:30045020240004

府省:厚生労働省

提供状況

2024-10-01 統計の作成等の委託をした者の氏名又は名称 野崎 展史
統計の作成等の委託をした者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 放送大学大学院 大学院生
統計の作成等に利用する調査票情報に係る統計調査の名称 患者調査
委託による統計の作成等の目的 患者調査のオーダーメード集計の結果を用いて「入院中の退院支援の取組と一般病床在院日数との関連に関する地域相関研究」を実施
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

統計の作成等の委託をした者の氏名又は名称 野崎 展史
統計の作成等に利用する調査票情報に係る統計調査の名称 患者調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 入院中の退院支援の取組と一般病床在院日数との関連に関する地域相関研究
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 本研究は、患者調査および診療報酬レセプト情報等の統計成果物を活用し、二次医療圏単位で地域相関研究を実施したものである。脳血管疾患、心疾患、関節症の入院患者における平均在院日数を目的変数として、再入院率や在宅医療介護資源の地域差を考慮の上で、入院前・入院中に実施される退院支援に関する診療報酬加算の地域における算定状況との関連を重回帰分析により検証した。その結果、3疾患すべてにおいて、入退院支援加算1の算定状況(性・年齢調整標準化レセプト出現比が平均在院日数の短縮と有意に関連することが明らかとなった。また、関節症においては、入院時支援加算および退院時リハビリテーション指導料も在院日数短縮と有意な負の関連を示した。

これらの結果は、入院早期から多職種連携に基づく退院支援を体系的に実施する体制が、地域全体として入院期間の効率化に寄与している可能性を示唆するものである。本研究成果は、患者調査や診療報酬レセプト情報等の統計成果物を用いて、地域医療提供体制の機能や質の客観的評価を試みた点に意義がある。特に、在院日数の短縮という医療資源の効率的活用の観点から、地域の医療機関・介護事業所との日常的な連携強化や、退院後を見据えた支援体制整備の重要性をエビデンスとして明確にした。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 (調査名)患者調査
(年次) 平成29年、令和2年
(地域) 全国、二次医療圏
(統計の作成に利用した調査票情報)
・退院患者の平均在院日数、病床の種類、傷病分類、入院前の場所、退院前の行き先
・推計退院患者数、再入院までの期間、病床の種類
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 統計表仕様書のとおり
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 厚生の指標
https://www.hws-kyokai.or.jp/paper/120-2016-02-15-03-07-32/3161-202606-4.html